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朝、舟さしいたして、むかひの岸につく、このわたりは、ほとなかりしかと、小, らぬとたひ〳〵ありしかは、けにいはほのなかとても、のかるまし〓なる、, の風につきて、かくはかりなさけなを世に、何のしのみにの、しはしもやす, 山法師はかひ〳〵しきものにて、事の外に、まちよろこふ、草のむしろの露, こゝろのうち、すすろにものかなし、さるはかゝる身に、せきのほかまて、い, かたらひて、けるへきふむつくり、かちなとをしかと、なをゝこたらを〓に, をみえぬやま路とたのむへきならねは、七月廿日あまり、ありあけのつき, しゝこらかしぬるよと、おもひやるかたそなかりし、關の東よりは、たより, も、たすけたまはさらむとそ、おもひなくさめし、こよひは先坂下につきぬ、, かくてあかしぬ、又の日も、をこり曰にて、いたつらになのめくらす、あくな, うちはらひて、こよひのおましは、この坊にと多〓めいをしかは、その夜は, 世のありさまに、おり〳〵きこえくる、まつのあらしのはけしさも、いつこ, てたる事は、ためしなきことな〓と、報國のこゝろさしなれは、なとか神佛, のまた夜ふかきに、くさのいほりをたち出て、あつまちとをくおもひを〓, 舟のくり〳〵とするやうなるに、のりたる心地いとむくつけし、けふそか, 南朝正平八年北朝文和二年七月二十七日, 賜フ, 留ス, 坂本ヲ發, 京都ヲ發, シ舟ニテ, 坂本ニ逗, 對岸二渡, 皇勅書ヲ, 後光嚴天, 坂本ニ著, 攝〓關外, 例ナシ, ニ出デシ, 南朝正平八年北朝文和二年七月二十七日, 二六四
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- 賜フ
- 留ス
- 坂本ヲ發
- 京都ヲ發
- シ舟ニテ
- 坂本ニ逗
- 對岸二渡
- 皇勅書ヲ
- 後光嚴天
- 坂本ニ著
- 攝〓關外
- 例ナシ
- ニ出デシ
柱
- 南朝正平八年北朝文和二年七月二十七日
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- 二六四
注記 (31)
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