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てありしかは、此たひもかやうにきようをつくして、てうしいたし給ふに, や、けにたゝ一色にてはねんなからましとおほえたり、大かたけふはめつ, つ物八十ふねのみつきもたらす、萬御心にかなはぬ事なく、かしこき御い, の春の末つかた、筆にまかせてかきつけ侍り、さためてひかおほえも、又ち, てこそありしかとも、これもえんきやうの御入内に、おもひ〳〵のきぬに, きほひのほとも、をろかなることのはゝをよひかたくこそ、されは絶て久, ことに物思ひなけに、ゑみをふくみてそみたてまつる、すへてあまねき御, めくみ、おほやしまのほかの草木もなひくはかりなれは、もろこしのくに, これをそ千世のためしにもひき侍へきとなん、をうゑい十とせあまり四, らしくめてたかるへきたひの物見なるへしとて、遠き國々よりもまうて, とふ、まして花の都のうち誰かは殘るへき、世もおさまり、時も春なれは、人, しき此御入内もあるそかし、今をむかしにくらへて、後のけふをきかん人, たりてまいらするとかや、女房のきぬもふるき例は、みなおなし色ふしに, きつゝ、あやしのしはふるひ人たひしかはらまても、我さきにとはしりま, も車のまへのかたより兩方にいたす、あふきは殿上人廿人、一ほんつゝあ, 多樣ヲ極, 出衣ノ色, 應永十四年三月二十三日, 八六七
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- 多樣ヲ極
- 出衣ノ色
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- 應永十四年三月二十三日
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- 八六七
注記 (19)
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