『大日本史料』 8編 12 文明12年正月~同13年正月 p.400

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きなこりの程は、神そしらむなとおもひつゝけつゝ、三笠の杜のかけを過, る程に、關守立出て、我行すゑをあやしけに見るもおそろし、, 舊跡を見るにも、只常なるものは山川土石のみなり、我〓よはひたけて、行, て國家を守る人は、唯民乃ついえを思ふへき事とそ覺ゆ、倩世のことはり, りの法師名殘をおしみて、たかひに引わかるゝも、今はの別めきて、心ほそ, くそ侍る、夫より誰にいそく心ともなく駒打はやめ、夕陽のほのかなるに、, 末を期するたのみなし、二度ゝをみむ事あるましき事と思ふにも、僞な, て、又染川のすゑをわたる、老波の立かへり、色に成心もやとあさまし、おく, 天皇のつかせ給ひけるとなん、民の愁いかはかりにかと思ふも悲し、すへ, をおもふに、一天の君萬國の民、いつれか終の限りなからまし、此わたりの, 越過るまゝに大成堤有、いはゝよこたはれる山のことし、尋れは是も天智, 博多といふに著ぬ、宿りは龍宮寺といへる淨土門の寺なり、此所つかさと, 數ならぬ身をいかにとも事とはゝいかなる名をかかるかやの關, 拜か嵩をはるかにみて、なを御神の名殘も淺からす、かるかやの關にかゝ, らす、都府樓の月いにしへを思ふに、きのふの觀音寺の鐘又聞かことし、天, ノ費ヲ思, ル人ハ民, 國家ヲ守, 苅萱ノ關, 三笠ノ杜, 天拜山, 博多, 龍宮寺, フベシ, 文明十二年六月是月, 四〇〇

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  • ノ費ヲ思
  • ル人ハ民
  • 國家ヲ守
  • 苅萱ノ關
  • 三笠ノ杜
  • 天拜山
  • 博多
  • 龍宮寺
  • フベシ

  • 文明十二年六月是月

ノンブル

  • 四〇〇

注記 (26)

  • 702,683,58,2195きなこりの程は、神そしらむなとおもひつゝけつゝ、三笠の杜のかけを過
  • 1633,695,59,1767る程に、關守立出て、我行すゑをあやしけに見るもおそろし、
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