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きそ本意なく侍るにや、, に物語して、朝に會有、, し、庭には梅櫻をつくし、色草を集て心をやれるさま、都にもかゝる所侍ら, の人々のしつみけむ所そと、舟人のおしへ侍るも、いとゝかひの雫たえか, ひとも有て明ぬ、けふは諸ともに杉美作入道の山家大嶺といふ所につき, たくなむ、豐浦の〓に舟よせて、二宮の神主のもとにしはしやとり、やかて, ぬ、山里のあるし風流にして、もとよりおもしろきわたりをやさしく住な, まりぬれは、一日を過し、七日のあした舟に乘、隼人の迫門をのほるに、平氏, むやは、霜置まよふ菊の籬、まして此頃盛なれは、見所おほきに、散まかひた, る木の葉の色もえむなり、つとめて一座有、おもしろく繪かけ、花たて、空燒, 龍泉院明猷律師の坊にいたりぬ、日頃の旅のさま、又都の事なと、もろとも, して、下繪よきほとに書たる懷紙なと、いつれも心ある所に、發句のつたな, 會過れは、彼神主又良性といへる都にてなれしなと、とゝまりて色々あそ, りぬ、月は入かたの空きよく澄て、うしろの山の松風なと、とり〳〵に心と, をくりきてといふ宿過るしくれかな, 豐浦, 杉美作入, 大嶺, 早鞆瀬戸, 連歌會, 猷, 龍泉院明, 道, 文明十二年六月是月, 四一一
頭注
- 豐浦
- 杉美作入
- 大嶺
- 早鞆瀬戸
- 連歌會
- 猷
- 龍泉院明
- 道
柱
- 文明十二年六月是月
ノンブル
- 四一一
注記 (25)
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