『大日本史料』 10編 17 天正元年8月 p.76

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して、かさねて土木のちからをつくすこと、佛の善功方便なり、上古なをしかり、末, ひかれて、國に檀越なく、人に信心すくなし、此ゆへに日を逐て廢壞せしかとも、長, 世澆季にくたれるにはあらす、幸にいま此佛牙のみ凶徒の手に落すして、羅刹の難を, とす、祖師先徳は萬里の波濤を凌て筋骨をくたき給へり、たとひ六十餘州をすゝむと, も一歩よりはしまり、九重の淵も一滴よりおこる、しからは修營の功まことに掌の中, 日の懃修をこたることなかりしに、このたひ凶賊のために破られて、たゝ四立の壁の, 舍ともに常住ならは、末代の群生何を以てか滅罪の縁をむすはん、盛なる靈地も變化, 利の内證時節相應せり、故に大衆等一同に勇猛の心をゝこして、再興の忠をつくさむ, をもとむ、大小輕重をの〳〵分際に隨て、一燈の法施をも愧ることなかれ、千里の道, のかれ給へり、これ興隆成就の瑞想にあらすや、いま天下の結縁をすゝめむこと、舍, も、その地纔なり、なにの倦ことかあらん、仍て小僧無縁の門戸を扣て、萬方の檀越, み殘れり、緇徒漸に散せむとすれは、法燈夕にきえ、木鉢朝にむなし、宗門の破滅時, 至れるに似たりといへとも、諸法の起滅、佛閣の興廢は衆生利盆のためなり、佛法堂, にあり、小僧等智行闕たりといふとも、佛牙の威神力はむかしに減すへきにあらされは、, 天正元年八月十二日, 天正元年八月十二日, 七六

  • 天正元年八月十二日

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  • 七六

注記 (17)

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