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の事也、よし〳〵人は兎も角し、我は怨を恩にて報せんと〓くみて宣しか、, 二人の子共へ引出物にし、船を〓、水主を撰ひ、船中の料かたの〓く認め、士, をは責落され、辛お命を助り、河内國に居給ふか流石恩愛の道、忘れんとす, 城守變約有は、笑岸か諫にて、父命いなみかたく、丹波も主命背き難く、兩人, 二人相添て、河内國へ送られける、情の程そ有難き、痛はしや山城守は、岩倉, 岩倉の城沒落の後、土佐へ人を遣、衣服、太刀、刀、扇子に至る迄、懇に沙汰して、, 成は武士の道也、我素より宿意有に非といへ共、衰亂の世の習にて、人の物, そ申ける、元親是を聞給ひ、敵不義をなせはとて、此方ゟも不義を成て耻辱, 事ならすや、又二人の子共最後を極て有らん心の内、いか計とか思ふ、不便, れ共忘られす、一子は岡豐にそ、いかなるめにも逢ぬらん、今や最後の時節, を我有にせんとて起軍也、熟思惟するに、山城守か一子を捨て心替りする, 悲〓を押て、人質を捨たる事無疑、身をつみて人のいたさを知ると云、哀成, をあたへんは、武士の本意にあらす、縁に〓かれ義によつて、敵と成味方と, は、定て義の重き所やむ事を得さる故可成、今度笑岸齋下國して、程なく山, ならんと、案しつゝけ給ふ所に、二人の子共歸り來れは、笑岸も山城守し、死, 天正十年九月二十一日, 少輔河内, 元親ノ義, 三好式部, 氣, ニ遁ル, 五八四
頭注
- 少輔河内
- 元親ノ義
- 三好式部
- 氣
- ニ遁ル
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- 五八四
注記 (22)
- 864,650,76,2234の事也、よし〳〵人は兎も角し、我は怨を恩にて報せんと〓くみて宣しか、
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