『大日本史料』 1編 8 天慶 4年 9月~天暦元年5月 p.859

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ほしくて、親の許に行きて、かう〳〵の事なんあるといへは、唯はやからん, に、細きすわえをさしよせんに、尾はたらかさんを雌と知れといひけれは、, 不用ならん、そこらの上達部より始めて、ありとある人知らすといふに、又, けり、又二尺はかりなる蛇の同しやうなるを、これはいつれか雄雌とて奉, 川に立ちなから、横さまに投け入れ見んに、かへりて流れん方を、末と記し, れり、又更に人え知らす、例の中將行きて問へは、二つをならへて、尾のかた, け入れたるに、さきにして行くかたに印をつけて遣したれは、實にさなり, やかてそれを内裏のうちにさしけれは、實に一つは動さす、一つは動しけ, ひ奉りたるに、すへて知るへきやうなけれは、帝思しめし煩ひたるに、いと, てつかはせと教ふ、參りて我しり顏にして、試み侍らんとて、人々具して投, に、美しけに削りたる木の二尺はかりあるを、これか本末いつかこそと問, 中通りて、左右に口あきたるか、ちいさきを奉りて、これに緒通してたまは, るに、又しるしつけて遣しけり、ほと久しうて、七曲にわたかまりたる玉の, らん、この國に皆し侍ることなりとて奉りたるに、いみしからん物の上手, 取らむとて、常にこゝろみ、爭事をしておくり給ひけるに、つや〳〵とまろ, 天慶九年是歳, 八五九

  • 天慶九年是歳

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  • 八五九

注記 (17)

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