『大日本史料』 11編 14 天正13年3月 p.108

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三百餘首を捕て勝時を上、首をは旗本へ持せ奉り、其まゝ本丸の堀に望めは、實も千石, て進みにけり、秀次の先備何れの勢よりもはやく、大手の門へひしと付、責入むとそ椚, り、跡よりの勢を待處に、城中より能射手共さしつめ引詰打もし射もし、半時か程に千, 火入て、千雷の音して城中一時に炊燼と成て、千六百人餘紀州におゐて勇士の譽有者共, れしくも奉る物かなと、若武者共駈出進みけれは、先備是に力を得、二之丸へ乘入、, か方より火矢を透間もなく射入、長屋を燒立しか、運こそ盡てあるらめ、鐵炮の藥箱に, 追散しかは、筒井・堀・長谷川か勢も同しく逃るを追て、千石堀へ付入にせよと、喚叫, 射殺し打倒し、味方の勢おほく討れ侍る處に、秀次我馬廻の者助よと下知し給へは、う, 許手負・死人出來したり、堀は深し橋は引たり、いかゝはせんと思ひ煩ひし處に、順慶, 堀の名の甲斐も揚焉く、中々飛入へうもなく見えけれは、此の木かけ彼の物かけにしこ, 西に向て立直しけれは、早秀次の先備瞳と馬を入來て、五百人の弓・鐵炮を四方八方へ, にける、即二之丸の柵を引破り、堀へ飛入〳〵攻上りけれは、弓・鐵炮を以爰を專途と, 是を見て、あの勢は用有かほに見ゆるそ、千石堀の要害を攻捕事も有へきそとて、備を, 燒亡し、及落城けり、殘る二ケ所の出城より是を見て、即明のき、根來寺さして落行け, ヲ射込ム, 火藥爆發ニ, 石堀ニ火矢, 定次ノ兵千, ヨリテ落城, 天正十三年三月二十一日, 一〇八

頭注

  • ヲ射込ム
  • 火藥爆發ニ
  • 石堀ニ火矢
  • 定次ノ兵千
  • ヨリテ落城

  • 天正十三年三月二十一日

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  • 一〇八

注記 (21)

  • 897,682,60,2235三百餘首を捕て勝時を上、首をは旗本へ持せ奉り、其まゝ本丸の堀に望めは、實も千石
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