『大日本史料』 11編 別巻1 p.73

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サを聽き、餘暇の多くは釣魚に過したり、その釣は甚だ幸運に惠まれて諸人皆驚嘆せり、, これはテルツェレ島附近に於いて掠奪の機を待てる海賊に備ふるがためなり、さてサン, て被ひたる鉤を投ずるときは、その色に欺かれ、これを食はんとして捕へらるゝことある, 我等の主デウスが、長期にわたる疲勞困憊に必要なる慰安を、彼等に與へ給はんとするも, なりき、翼を備へたる小さき魚あり、他の大なるものより追跡せらるゝを見て水上を飛翔, 在りし者ならでは、容易に信ずる能はざるところなり、しかるにこの滿足も他の四船を見, のと思はれたり、彼等が航海中にもまた聊か自ら慰め得たるは、常にその能ふ限りの力を, 以て船に隨ひ來る數多の魚類を見、また魚類の間に行はれし見事なる鬪爭を見物すること, り、この地には十一日間滯在せり、その間使節は毎日サンタ・エレナの禮拜堂に於いてミ, 帆せる由を聞き、今後の航路に於ける明らかなる危險を思ひて、皆大なる恐怖を懷きた, 陷りたり、また彼等は貪欲なるため自ら捕へらるゝ機會を與へたり、蓋し水中に白布を以, ジヤコモはこの地に著きて、一同大いに喜びたり、この喜悦は、數箇月間、引續き海上に, し、あるときは猛禽に呑まれ、あるときは飛び疲れて再び降り、常に追跡せる敵の口中に, ざりしため、殆んど消散せり、のちに一人の隱者より、四船は數日間待ちて、二日前に出, 島二滯在ス, 十一日間同, 天正十年是歳, 七三

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  • 島二滯在ス
  • 十一日間同

  • 天正十年是歳

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  • 七三

注記 (18)

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