『大日本史料』 11編 別巻1 p.204

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ても、また豐後に於いても、懇望せし大身等にこれを示さゞるを得ず、大いなる煩となりた, 初めて完全に信長の滿足を得るに至りしものなり、信長は大いにこれを珍重し、大なる恩惠, も、かゝる優秀なる作品は、これに對して拂ふべき財寶無しと言へり、信長がかくの如く珍, その一には安土山の新市、他の一には安土山の難攻不落の城を畫きたるものなり、前に述べ, として、僅かに少數の人にこれを示したるに過ぎず、内裏、即ち日本の皇帝もその一人なり, なる光榮なりき、しかれども、その通過せしところに於いては、都に於いても、堺に於い, 畫及び工藝を示すものとしてヨーロッパに見せしめんと希望せしなり、全くかの國の風に, き、そのうち、最も優れたるものは、かの地に於いて屏風と稱する、二枚の家具にして、, 重せしものをヴァリ二ヤニに與へしは、日本に於いては奇蹟にして、ヴァリニヤニには大, よる、誠に精巧なる作品にして、現時畫筆を動かすに最も巧なる畫工が、千度畫き直して, し如く、信長がその親愛の印として與ふべき最大なるものとしてパードレ・ヴァリニヤニ, に贈りしものなり、しかも信長はこれを世界に於ける最も秀絶なるものと考へ、日本の繪, しが、大いに喜び、〓にこれを望みたり、されど信長は、金銀は山の如くして缺くこと無き, り、しかして絶えず煩累を蒙りしため、公に陳列し、何人にても希望する者に觀覽せしむ, 土町トヲ書, キタル屏風, 信長ガ珍重, セシ屏風, 安土城ト安, ヲ贈ル, 天正十年是歳, 二〇四

頭注

  • 土町トヲ書
  • キタル屏風
  • 信長ガ珍重
  • セシ屏風
  • 安土城ト安
  • ヲ贈ル

  • 天正十年是歳

ノンブル

  • 二〇四

注記 (22)

  • 386,616,77,2285ても、また豐後に於いても、懇望せし大身等にこれを示さゞるを得ず、大いなる煩となりた
  • 1084,602,84,2294初めて完全に信長の滿足を得るに至りしものなり、信長は大いにこれを珍重し、大なる恩惠
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  • 1655,594,80,2283その一には安土山の新市、他の一には安土山の難攻不落の城を畫きたるものなり、前に述べ
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