『大日本史料』 11編 別巻2 p.331

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良く整はざる宮殿を觀覽すべしと申出づるは、恐縮に堪へざるところなれども、これを觀, 慰め得たること、インド總督とは將來屡親密なる通信を交すべきことを望むこと、未だ, 答へ、また彼が既に熟知せる日本の作法に從ひて同樣の他の事柄につきて述べたり、され, を玉座に招き、次の如く述ぶることを命じたり、即ち彼の來著を大いに喜び、再會に心を, どパードレ等の追放を免じ、元の如く布教を自由ならしむこと、破壞せられたる教會堂を, 復舊し、キリスト教會を安泰ならしむべきこと等につきては、彼は一言もこれを述べざり, また使節に一〓の榮譽を與ふるために(同地に於ては第三者を介して語ることを大なる榮, 譽となす)、ヴァリニヤニが僅に三歩を隔てたるところに在りたるにも拘らず、大身二人, にして、野蠻人等の疑惑を増さゞるためなりき、坊主の管長等がそれによりて、我等、竝, れたり、關白殿は使節に對して答辭を述べたり、日本の慣習に從ひ、君主の威嚴のために、, 偉大とにつきては夙にその風評を耳にせしが、今眼のあたりせしところには遙に及ばずと, き、このことは宮廷のキリシタンなる大身等、竝びに異教徒の友人等の勸告によるところ, 覽せば大いなる滿足を得べきこと等なりき、パードレは大身等に向ひて、殿下の寛仁と, 寛裕の奇蹟なり、これらの賜物は贈答に際して儀禮を莊重ならしむる深き沈默の裡に頒た, 秀吉ノ答辭, 天正十年是歳, 三三一

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  • 秀吉ノ答辭

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  • 三三一

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