『大日本史料』 12編 3 慶長十年三月~同十一年三月 p.475

Loading…

要素

ノンブル

OCR テキスト

行路紅葉み山路に手折もみちの錦きて花の都にかへるもろ人, 七夕衣別れゆく星の契そあはれなる秋去衣ころも經すして, 早苗多さなへとるふしみの小田の遠近のみとりにつゝく水のすゝしさ, 古寺紅葉紅葉するとよらの寺は入相の聲も色あるかつらきの山, 曉虫明方の秋の寢覺のこはとゝひてなみたもよほす虫の聲〳〵, 駒迎相坂の山たちいてむきりはらの駒うち渡すせたの長はし, 樗花さける樗のこすえ雨過て雲ゐる軒に風かほる也, 海邊鹿淡路潟なれも身にしむ心とやかたふく月に男鹿なくらん, 田鹿馴て聞田つらの庵は守人のあはれしらるゝさほしかのこゑ, 古午五月雨五月雨のふるき軒はゝ朽そひて音こそたえね露も雫も, 庭月とふ人を松の扉になかめ佗ぬ月の雪には跡もおしまて, 田鴫長きよも明むとそする小山田の鴨の羽ねかきかそふ枕は, 更衣惜春花染にそめし衣も立かへておしむかひなき春の色かな, 秋二百首, 冬百首, 慶長十年九月十六日, 四七五

  • 慶長十年九月十六日

ノンブル

  • 四七五

注記 (17)

  • 511,621,64,1937行路紅葉み山路に手折もみちの錦きて花の都にかへるもろ人
  • 1335,628,62,1938七夕衣別れゆく星の契そあはれなる秋去衣ころも經すして
  • 1806,629,67,1939早苗多さなへとるふしみの小田の遠近のみとりにつゝく水のすゝしさ
  • 395,620,64,1942古寺紅葉紅葉するとよらの寺は入相の聲も色あるかつらきの山
  • 1219,633,61,1921曉虫明方の秋の寢覺のこはとゝひてなみたもよほす虫の聲〳〵
  • 744,627,67,1935駒迎相坂の山たちいてむきりはらの駒うち渡すせたの長はし
  • 1687,628,67,1941樗花さける樗のこすえ雨過て雲ゐる軒に風かほる也
  • 1099,631,63,1927海邊鹿淡路潟なれも身にしむ心とやかたふく月に男鹿なくらん
  • 983,634,61,1925田鹿馴て聞田つらの庵は守人のあはれしらるゝさほしかのこゑ
  • 1570,629,65,1933古午五月雨五月雨のふるき軒はゝ朽そひて音こそたえね露も雫も
  • 630,625,61,1929庭月とふ人を松の扉になかめ佗ぬ月の雪には跡もおしまて
  • 861,627,67,1934田鴫長きよも明むとそする小山田の鴨の羽ねかきかそふ枕は
  • 1923,629,66,1940更衣惜春花染にそめし衣も立かへておしむかひなき春の色かな
  • 1457,996,58,271秋二百首
  • 283,988,57,199冬百首
  • 179,695,44,384慶長十年九月十六日
  • 166,2425,45,126四七五

類似アイテム