『大日本史料』 12編 16 慶長十九年十一月~同年十二月 p.229

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深く入つゝひろきみ〓と江, 霜もふりをたつる飛火野, くるゝとなれはヘる家々, むかしにそ似ぬ秋の山住, 酒くみこほす花の木の本, 夢もうつゝとなりて長き夜, 待夜は居立やすからてのみ, いくひろとなき蛇おそろし, のこす扇をかたみとそ見る, 外も霞の籬をやゆふ, やすらひて行森の下道, 風むかひつゝ船つ〓く了ろ, 秋よりも先冬つへり, 秣の袖のしき交加, 堪わふるこそありさなりけん, 谷より奥につゝく松ろ〓, あらそふ弓を春毎の宿, 雨より後の秋のすゝしさ, 女心は執念きをのみ, 軒端にまたれ過し月代, 色々にしも名そかはりぬる, 眠らて明す圓座のうヘ, 風やおり〳〵雪を吹らん, 霞かくれの末のとを山, 海士人のみるめ玉もをかつきいれ, 鷄はとくらたとらぬ物なれや, 露の袖ひたしそゆるや水無瀬川, 嶋としもみるから船の碇繩, 〓たらふもなを〳〵しくはのとまらて, 御芳野の奧の窟はさた〳〵に木の根陰路を凌き行袖, とたへさへあらてしてうつ麻衣, 草むらの末葉やみたれみたるらん, の〓る程はるつなりけり三笠山, 寺と見るはとりや花をうへつらん, 物の怪を祈るしるしはいつかみん, 濱荻を刈ふけは又あしやにて, 飛鳥井の水をししはし結ひ寄, 木の根陰路を凌き行袖, 〓の聲又ひくらしに鳴かはり, 社もる叟の髮のもくたみて眠, 白敷の末あきらかになりのほり, 憂事のすさひにも又月をみて, 稻妻は袖に度々通ひきて, 春の野のかた分しめて住や誰, 柴人や人しらぬ花にましるらん霞かくれの末のとを, 波の聲夕くれ深くなりそひて, 別てはいとゝし月をいみつ手て, 起出る夜は朝鷹のかたかへり風やおり〳〵雪を吹らん, 執筆に數多位やしるすらん, あや〓くも身を牛窓になけくらし, 慶長十九年十一月二十五日, 二二九

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  • 二二九

注記 (52)

  • 611,1712,42,725深く入つゝひろきみ〓と江
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