『大日本史料』 12編 32 元和五年十一月~同年十二月 p.323

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一人として身を動かすもの無く、體を捩るものなく、又nも其腕を露すも, のなし、此樣を見たるものゝ驚きは、其後久しく消ゆることなかりき、レオ, 火は點ぜられたり、煙は濛々と立籠め、火焔の音凄じく起りたり、然れども, なる迷信を堅く拒みたり、彼等は豫て薪樵の用意せられたる場所に達す, 多く居合せたり、彼等は同國人なるドメニコを見るに及び、〓に暮れつゝ, 又不憫に思ひて、諸君よ、笑へ、我が受けたる無上の恩惠を我と共に祝へと, いへり、他の殉教者は、何れも口々に教を説きつゝ、キリシタン等に堅忍を, とするものなりと、他の信者等の答も亦之に同じ、斯くして彼等が刑場に, るや、各自の縛めらるべき柱に向ひ、愼ましく懇なる禮拜を遂げ、優しく互, 海邊に溢れ、海は大小の舟にて蔽はれたり、其中には、マカオの葡萄牙商人, 勸めつゝ進み行きたり、特にレオナルドは、管區長の戒により、此國の矇昧, に抱擁し、尋で友人知人に挨拶をなしたる後、各自その柱に縛められたり、, ナルドは火焔の我が身に近づき來れるを感ずるや、いとも樂しげなる面, 送らるゝや、人の波は四方より押寄せ來りて、路々に、或は近くの山々に、又, 彼の後に隨ひ行きたり、其有樣を見て、此殉教者はいたく心を動かしゝが、, 等從容ト, どめにこ, シテ死ニ, 就ク, 刑ノ執行, 元和五年是歳, 三二三

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  • 等從容ト
  • どめにこ
  • シテ死ニ
  • 就ク
  • 刑ノ執行

  • 元和五年是歳

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  • 三二三

注記 (22)

  • 507,660,62,2174一人として身を動かすもの無く、體を捩るものなく、又nも其腕を露すも
  • 393,651,60,2177のなし、此樣を見たるものゝ驚きは、其後久しく消ゆることなかりき、レオ
  • 624,645,63,2187火は點ぜられたり、煙は濛々と立籠め、火焔の音凄じく起りたり、然れども
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