『大日本史料』 12編 32 元和五年十一月~同年十二月 p.324

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く思はれたり、やがて縛めの繩の切れしとき、恭しく双手に燃えさかる火, 妙に、又熱烈にして、極度の危險を冐しつゝ、其遺骨を海底より拾ひ上げた, 等は、聲を揃へて、交々讚美歌を歌へり、信者等の胸に燃ゆる熱情は、火焔の, 寄せたり、一名の支那人あり、身を躍らせて、極めて前方に進み出でたりし, が、群衆強ひて之を引〓したるによりて、危く燒死を免れたり、又妻帶せる, 所々に尋ね歩きたり、斯くも生々しき實例に心動かされて、未信者にして, らわれ、蠻人の殘虐は巧に示されたり、されどキリシタン等の信念は、更に巧, それに劣らず、彼等は基督の爲め、諸共に燒き〓されんとて、火〓に近く押, をば〓みとりて、宛然天上の紅玉の如く、之を己が頭上に載せつゝ、主を讚, 持にて、些の苦痛をも覺ゆることなく、火熱すらも彼には心地よきかの如, 信者となりたる者少からず、尋で殉教者の遺骨は、悉く打碎かれ、海に投ぜ, は、聲をあげて、耶蘇并にマリアの御名を唱へ、小舟に乘れる修道會の小兒, めたゝへよの讚歌をば唱へたり、かゝる光景を見て驚きしキリシタン等, 者二名ありて、キリシタンは斯かる火中に身を投ずるを許さるべきかを、, り、斯くて彼等は獄卒等が、遺骨を打碎きたる場所にて、更に細かに之を打, 遺骨ヲ海, 底ニ投ズ, 元和五年是歳, 三二四

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  • 遺骨ヲ海
  • 底ニ投ズ

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  • 三二四

注記 (19)

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