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くと申候て、せましやとも、てにをは違候、旁以奧可然候歟、せめてさば二夜ともかな星合の, 得ある物にて候、入方はかりにては、あひしらひかたく候、近日、歌・連かとをのき候て、, 御哥拜見申候、何も面白候、乍去中〳〵の五文字は、初心なる時は無用の由師説にて候、又い, 戸と申候義にて候、端の御發句は秋にて候、小夜嵐はけしき歟、雪にてあるへきまゝ、眞, 槇、此字はまきたつ山なと申候時かき候、眞木の戸は、まことによき木にてつくりたる, ぬるく候、奧は、晦日に月なとは、むさと候ていかゝにて候、惣別月のなき時分は、其意, 木の朝戸出は雪にあけ候はんかとの推量にて候、是を作に改候、發句はちと作なきは, 彌無正躰事なから、初一念先書付候、御信用あるましく候、, 〔後陽成天皇御批鷹司信尚詠草〕, 左大將殿, 霜月廿日, 入方の月影のこすみゆきかな, 眞木の戸を月のあけたる朝日哉, ○宮内廳書, 陵部所藏, 和歌ヲ御批, 點アラセラ, 鷹司信尚ノ, 後陽戌天皇, 連歌, 元和七年十一月十九日, 五九
割注
- ○宮内廳書
- 陵部所藏
頭注
- 和歌ヲ御批
- 點アラセラ
- 鷹司信尚ノ
- 後陽戌天皇
- 連歌
柱
- 元和七年十一月十九日
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- 五九
注記 (22)
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