『大日本維新史料 編年之部』 1編 3 弘化3年10月~同4年1月 p.702

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内洋に入を防止とす、武備甚だ嚴なり、然れども伊豆下田及び諸島御備あることを聞かず、, 蓋し諸國より關東、産物を運送する海路の樞要たる伊豆諸島に御備への無きを見るとき, 者の弄觜するは不敬甚し、御備向の密機は問給ふこと勿れ、侯曰、先生の言尤も至極せり、, は、御執政方に深き良計の有ることなるべし、然れば貴官の深き御思慮あることを下賤の, 此を逐ひ攘ふこと容易ならざるを以てなり、侯曰、三處樞要を鎭護するには必ず良策あら, に説たるが如くし、軍令を嚴明にし防禦せば事足りぬべし、銚子江は高崎侯此を守り、土, るの時なり、故に老成に問て其備を全くせんことを欲す、願くば禦海の法を條牒せよ、對, 侯に聞けり、條牒速かならずと雖ども希はくは詳に筆せよと請ひ給ふこと懇到なり、故, ん、願くば其説を聞かん、對曰、鳥羽港は鳥羽侯此を守り、且明公も亦此を援はれ、既に上, 然りと雖ども近來世上の噂を聞くに、西洋人等皆大欲心を起し漸々に他國を攻奪ふこと, を事とし、世界の模樣大に古と變り、土地を領する者は備を堅固にせずんばあるべからざ, 島の可備ことは最も急務たり、若し早く備へず萬一西夷等に占據せらるゝに至りては、, 曰、抑〻世界の變化及び外寇防禦の多端なる、此を記せんこと旬月の盡すべきに非ず、僕年, 浦侯も亦此を援し、浦賀近邊より三崎に至て數多の諸侯此に駐札守禦し、以て賊船の浦賀, 八十に餘り身體老朽倦勤既久し、敬て此を辭す、侯曰、先生の老而盆〻健なることを綾部, 護ノ良策, ナリ, 防備ハ急務, 三樞要地鎭, 禦海ノ法ヲ, 問フ, 弘化四年正月六日, 七〇三

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  • 護ノ良策
  • ナリ
  • 防備ハ急務
  • 三樞要地鎭
  • 禦海ノ法ヲ
  • 問フ

  • 弘化四年正月六日

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  • 七〇三

注記 (23)

  • 1319,659,61,2248内洋に入を防止とす、武備甚だ嚴なり、然れども伊豆下田及び諸島御備あることを聞かず、
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