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たるに、肥州も〓らへぬ男なれは、辯論を極め、互こ聲高なる取合ひとなり果てしなけ, 之方々と大議論を被發、當月四日にも備中殿へ御出にて、大變革の事を御議論あり、備, の事は彼等と議せらるへしとて、兩人を呼出されたるに、岩瀬肥州を散々に難詰せられ, れは、備中殿はもてあまし申され、時の太鼓の比になりぬれは、おのれは登城し侍るへ, しとそ、さて備中殿は登城の上、今日は土州と肥州と大論にて、暫しは刄傷にも及ふへ, も聞及はれ、兼〓恐怖せらるゝ事を、公も聞知り給へは、此侯の嚴然として建言し給は, 抔も公へ御相談ありて、莫逆の御交際と被爲成、天下の大義も御討論あれは、此西城の, し、猶論らひ給ひねと申棄て出仕せられしか、土佐殿は遂こ言ひ勝れ、肥州屈服に及ひ, 已ならす、豪宕卓磊の御氣象あり、義こ勇み信に篤き御方にて、土佐の御國政改革の事, 中殿も大に辟易せられ、幸に岩瀬肥後・井上信濃參居候間、此席へ呼出すへく候間、外國, ゝ、備中樣の聞請も宜しかるへしと思し合されて、旁御談しあらせられしなりけり、飛, 事抔も被仰合たるなり、舊臘盡日、大家より亞米〓迦一條御相談の折も、於營中海防掛, きかと、心遣ひせられぬと、物語セれしとそ、此侯の、近習の者を手討にセられたる事抔, 坐さゝるなり、, 騨殿と有志の御方とは稱れと、土佐殿には痛く劣られし御方なり、公も左迄に御親敷は, 豐信岩瀬忠, 震ヲ詰問ス, 安政五年正月二十四日, 五七二
頭注
- 豐信岩瀬忠
- 震ヲ詰問ス
柱
- 安政五年正月二十四日
ノンブル
- 五七二
注記 (19)
- 1168,694,71,2163たるに、肥州も〓らへぬ男なれは、辯論を極め、互こ聲高なる取合ひとなり果てしなけ
- 1514,699,75,2164之方々と大議論を被發、當月四日にも備中殿へ御出にて、大變革の事を御議論あり、備
- 1284,695,74,2163の事は彼等と議せらるへしとて、兩人を呼出されたるに、岩瀬肥州を散々に難詰せられ
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