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ひしよりいととく馳着き給へりと、ことに賞し玉ひ、今日はまつ一わたりの御事にて、さ, 品川の宿りに入せ給ふ、こゝには數多の人々出迎ひ奉り、ゆくりなくも此江戸にて逢奉る, 御城のもとなる、龍の口てふ御屋形に着せ給へは、君上御氣色よけにわたらせ、おぼし給, をよろこひ、はたとく着せ給へるを祝し奉りけるにそ、君をはしめ奉り、御供の末々迄、只, ま〳〵の賜もの給わりて退きつゝ、白銀の御屋形に着せ給へり、されは酒肴聞食れ、總勢, 一若君, 上より賜り玉ふ尊書ニこも、國家榮辱難默止と遊し、其任其方とさへ遊ししるは、御家ニ於, 我家にかへりたる計りにおもひつゝ、心うちとけて、よろこひぬるもことわりなり、さて, の末々迄おなしく下給ひけれは、皆々數献をかたふけ賑合つゝ、夷らにたちむかふ鋭氣を, 日の入用不足ニな、當惑之旨申出候條は、尤ニし聞召ぬれと、今度は天下の御大事ニ〓、君, 養ひたるは、勇敷かな、頼母敷かな、, て無比類御事なれは、此度こそ家をも身をも思ふ時に非らすとて、萬障を捨て、只山海の, ぬれは、其費夥しけれは、請込之役人等心底ニ不任、行先の見渡も無之而已か、今, 三百余人、三百里の出張なれは、日々の飮食を初、武器雜具の運送、悉く賄ひ玉ひ, と定めける、從卒前後合〓, 御出馬, は十二月二十一日, 是豪, 是は道中武器運送の人, 是式, 馬之力を思召なり、, し、用金下, 其分ニ應, 異例ニな、廿, 一人々々, さるは勿論, 五日ニ延、, 江戸藩邸ニ, 入ル, 安政元年正月九日, 二八〇
割注
- 是豪
- 是は道中武器運送の人
- 是式
- 馬之力を思召なり、
- し、用金下
- 其分ニ應
- 異例ニな、廿
- 一人々々
- さるは勿論
- 五日ニ延、
頭注
- 江戸藩邸ニ
- 入ル
柱
- 安政元年正月九日
ノンブル
- 二八〇
注記 (31)
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