『大日本維新史料 編年之部』 3編 1 安政5年1月 p.40

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はす、備中守・伊賀守も殆恐入りて候也、此後之御處置、思召旨もあらせられすとは仰せし, 取計ひもて、老公の御機嫌直らセ給ふやうに、御取なしをこそ願ひ奉れ、其節の御ありさ, 能申給はるへし、老父か事は、寡人よきに取計らはんとう引給ひしかは、兩人も歡ひて退, おもひ違へて、さる不束なる事にも及ひしやらん、何事も寡人に任し給ふへし、老父の癖, 心得をも申宥め侍るへし、不禮の罪はゆるし給ひて、努め心になかけ給ひそ、猶委敷事は, 驚かせ給ひて、夫はけしからぬ事にて、各のおもはれんほとも、笑止にこそ存し候へ、兩人, もさそ迷惑いたし候半、老父も次第に歳の寄り、耳もいよ〳〵遠くなり候へは、聞ひかめ, 出けん、各にもさそおもひの外にて、口惜しくおもはれたるなるへし、左程の事とも心得, まは、參上候兩人より、申上さセ申へけれは、聞し召下さるへしと願はれけるに、卿聞き、, 兩人よりこそ承らめと答へ給へは、備中殿は、ともかくもよろしく願ひ奉ると申て退出せ, 由に候へとも、老公かくさまに坐しましては、僕輩も礑と當惑し侍るなり、あはれ卿の御, られしとそ、良暫ありて、左衞門尉・玄蕃頭出來り、小石川にての事共をくはしく申上たり, しかは、卿には、いたく驚き憂ひ給ひて、老の癖みの一轍なるより、さる條理なき事をや申, ねは、備中殿へは一トわたり申おきしか、返す〳〵もなめしきわさにしあなれは、各より, きぬ、申の半刻計りに退出給ひしなり、御歸殿の上にて、直に老公へ御呈書ありて、明日年, 態度緩和ヲ, 面シ齊昭ノ, 依頼ス, 正睦慶喜ニ, 安政五年正月二日, 四〇

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  • 態度緩和ヲ
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  • 安政五年正月二日

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注記 (21)

  • 1877,638,69,2209はす、備中守・伊賀守も殆恐入りて候也、此後之御處置、思召旨もあらせられすとは仰せし
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