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重臣を始め、異見を奉り候ものも多く候ひし所、御獨斷にて、右の御所存と申御事、始めの, 御座候はんかと、態々第一書をも呈し候程の義に付、大に懷惱仕候義に御座候、某是迄、彼, 一事は、御自身に痛苦を御忍び候勇猛の御性分と被存、是れ當今の諸侯方には又あるべし, し、乘馬等被成候に、差支られ候とて、西洋の醫法に任せられ、老臣・近從の姑息の論を排, 御引移りの所、かの屋敷は、從前猫屋敷と稱し、屋敷内に猫夥く集り居、害を成し候事大方, して、外療醫を招き、陰曩を割き破り、其軟骨に化し候部を、剪り去らせられ候所、其後又, 領に相成候や否、猫狩の事被仰出、屋敷内の猫一疋を殘さず、盡く〓盡され候よし、其節も、, 再發候とて、再び其療治を被受、再度の節には、其毒の部を、盡く潔淨に、すき去らせられ, 君侯の御住居にても、奧表共、同樣にて、若し猫を誤て打擲など致し候時は、必ず即座に種, 候故、其後は再發の患なく、乘馬等も自由に被成候との事、又近年御再勤にて、御役屋敷へ, 去り候を、面のあたり見候ても、打扣き候事も、叱り候事も出來候はず、家中のみならず、, ならず、たとへば、家中にて客來など有之、酒肴を供し候に、猫出候て、其肴の類をぬすみ, 々の祟有之候とて、是迄御住居の閣老方、殊の外に御怖れ候事に候所、堀田侯、右屋敷御拜, 侯の恩誼を蒙り候事も、絶て無之候へども、慥に承り候は、彼侯陰曩腫にて、殆ど軟骨に化, とも存じ候はず、末の一事は、神怪に惑はざる明とも可申、是又古今に卓絶の御事、此二事, 堀田ハ卓絶, ノ人物, 安政五年二月二十四日, 五四八
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- 堀田ハ卓絶
- ノ人物
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- 安政五年二月二十四日
ノンブル
- 五四八
注記 (19)
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