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御充分とは不奉存、名宰相たに被爲得候はゝ、左迄に御苦勞は被爲在間敷と言上しけれは, 一應の御相談も被爲在候はゝ、御信義も被爲立候半ものを、越公の御盛意も無詮事と相成, を堅められ候上にて、大統之御承續にも被爲成候はゝ、夫ゟは表向の御相談にて、征夷の, にて聞たるといひしかは、左樣の事は曾ても候はすと申なれは、そは幸の事なれ、ありた, 候姿にて殘念至極に奉存由を申上しかは、イヤ越前の厚意は可謝時節も可有之、左程迄存, 申たる如く堅く御斷に及ふそと申たれは、辨した氣なりしか、兩人顏を見合せて、畏りた, 如何にも夫も一策なり、されと唯今申ことく、思慮に及はぬ事故、今朝登城し伊賀・大和に, るよしを申せしかと、今少し事足らはぬ心地もすれは、書付て遣はさんと思ふなりと仰, の沙汰を承りしか虚實如何と問たるに、兩人、何方より御耳に入候やと申せし故、大奧向, る上に御辭退は難儀なれは、なき程に能心得て、萬に一つもさる事のあらん時に、去年も, 御大任も思召儘に御行屆可被遊、御重任を唯御一人にて御擔當被遊候御工夫にては、乍恐, 申上候ひし如く、此御一條は越前公無比の御盡力被爲在候御義候へは、兼な御懇之御間柄, あり、圓四郎、既に御沙汰あらせられたる上は、如何ともセんすへなく候へとも、此頃も, 逢ひて斷りて濟たりと仰あり、圓四郎、夫は如何御意被遊しやと申上る、伊賀・大和へケ樣, よりも宜程にもなり申へく、御無言の間に天下爲すへき事ありと申如く、越前公にて基礎, 固等ニ意中, 慶喜松平忠, ヲ告グ, 安政五年三月八日, 一四九
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- 固等ニ意中
- 慶喜松平忠
- ヲ告グ
柱
- 安政五年三月八日
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- 一四九
注記 (20)
- 1480,625,75,2215御充分とは不奉存、名宰相たに被爲得候はゝ、左迄に御苦勞は被爲在間敷と言上しけれは
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