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冬の時候に歩行すること必快からすと思ふへし、嚴敷雪嵐にて雪三尺程も地に積りあり, 吾か人實に參りしやと云ひ疑を生し、且數度怒り、其者等勤を懈怠すと思ふ、是人激怒し、, 天氣嚴しく且數度に及ふに付、右約定は必す遂けすと思ひ, 支那人傳次郎を宅にて見し時、賣込人は傳次郎に昆布を渡すやと尋ね、且吾れ傳次郎に逢ひ, しに、傳次郎外出し宅に居合セす、吾か支那人傳次郎を急度其宅にて見掛ケし時、主人, 其主人は召仕に怒るへきハ自然なり, 傳次郎約定を遂けす、且いつも宅に見掛ケさることを、吾れ運上所に訴へしを支那人知る、, 那人知る, 又運上所にて傳次郎約定に付仕方を糺し、又は傳次郎を宅二乃見掛るの手配無きことをも支, 度き事を咄セり、昆布を渡すやと支那人傳次郎に尋ねしやと、今吾れ傳次郎に尋ぬ, 傳次郎其日の後吾れ其許に逢わんか爲宅に參りしことを知るや, 妻其事を咄セり, の前に連行く迄は差置くこと然るへしと思えり, 吾自己に一兩度參り, 傳次郎, 同日に支那人尋ねり、〓ミストル・ポルトルに逢わすにハ渡さす, ホルトル, 傳次郎, ポルトル, 裁斷所にて, 許容あるへし, を申す, 用人彼ヲ拘, 宅ヲ認メ使, 傳次郎ノ在, 傳次郎ニ對, 束セントス, 質ス, 文久元年三月, 二九八
割注
- ポルトル
- 裁斷所にて
- 許容あるへし
- を申す
頭注
- 用人彼ヲ拘
- 宅ヲ認メ使
- 傳次郎ノ在
- 傳次郎ニ對
- 束セントス
- 質ス
柱
- 文久元年三月
ノンブル
- 二九八
注記 (30)
- 1811,624,62,2137冬の時候に歩行すること必快からすと思ふへし、嚴敷雪嵐にて雪三尺程も地に積りあり
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