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全の所置を考ふるに、暫く兩港・兩都を開くの期限を緩くし、民心を安んし、徐ろに是を導, 海に航するものゝ逆風を避て順風を待かことく、時を空ふすることを惜まて功を成すの時を, 國暦數千八百六十八年に至りこれを開く事と治定いたし度、一體時至るを待て是を行へは、, 待も無據取扱にあらすや、故に先七年の間を延引し、我支干にては來る丁夘年の季、即ち貴, 力を勞さすして速に驗を見るへく、迫てこれを強る時は、理正しといへとも患隨て生するは, しと心得るも亦人情の常態なれは、姑くその情理に從ひ、迫りて勸むる事なく漸々に教導し、, くは他に求むへきなかるへし、されと條約にある期限を延さん事快からさる處置なれは、此, て、全我國の爲のミならす、雙方の和親を永續し、久敷貿易の利を受けんとの良計なるへけ, 凡そ事理の自然にして、人より勸むることは何事もあしと覺へ、己より進む業はなへてよろ, んならん事を希ふに至らん、此時に當りて兩港・兩都を開かんハ豈難き事ならんや、譬へは, 迄は外國に對し敢て發言せす、再三再四反復考思を費すといへとも、唯此策に在るのミにし, 時至りて自ら進むの期を待ん事、即ち前條に述るの一策にして、即今の時勢に恊へる謀は恐, れは、右兩港・兩都を開くへき期を延さんこと今般申送られしなり、就るは我等より各國公, かは、貿易の道〓次に居合ひ、物價平準を得、舊來の俗隨て變革し、衆人悉く外國との交盛, 進取自發ノ, 期セバ漸次, 貿易進展二, 漸次教導シ, 期シタシ, 伴ヒ交流盛, 七年ノ間延, 時ヲ待タン, 開市開港延, 行スルラム, 兩國和親永, 續貿易享受, ノ良計ナリ, 文久元年三月, 四一四
頭注
- 進取自發ノ
- 期セバ漸次
- 貿易進展二
- 漸次教導シ
- 期シタシ
- 伴ヒ交流盛
- 七年ノ間延
- 時ヲ待タン
- 開市開港延
- 行スルラム
- 兩國和親永
- 續貿易享受
- ノ良計ナリ
柱
- 文久元年三月
ノンブル
- 四一四
注記 (29)
- 1821,624,56,2247全の所置を考ふるに、暫く兩港・兩都を開くの期限を緩くし、民心を安んし、徐ろに是を導
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