『大日本維新史料 類纂之部』 井伊家史料 4 安政2年1月~同3年12月 p.151

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只今の樣子ニなはとても御繁榮御長久之程老御六ケ敷哉と長たん仕候、能々, 御威光はみるかげもなく相成申候、其譯は老中重ニ權を取、何事も, 事共ニる御座候、何卒氣量勝れ候能御役人を見出し、, 御思慮被爲在度事共ユる御座候、既に世間之風評ユは、文化・文政の比之ぬしは, 上ニは御存なく、小量之御勘定奉行などの申事を御取用ニて、肝心の寺社奉行并三番頭・御, 主君之大事をも更ニ不構、おのれらのみ潤候へばよしと世界の困窮ユは目もかけ不申、只朝, 而已相嵩、無盆之大船を造作し、海防筋之事ユあ存外之事計多く、世の中は衰微仕、, 子など計を引立候事計を心掛、おのれ之我意を増候事を專一こし、天下の大事, 目付・大目付などはそつち除に相成、自分之田へ水を引候事計多く仕り、剰おのれ之兄弟孫, 達之事も跡へ引込、猫の袋の如くぐつ〴〵ュ相成、, 御補佐之長臣を拵度キものこて御座候、左候得来すみやかに天下國家安穩之相治り可申候、, 暮にあめりか樣・唐人樣とのミ異國人え樣を付ていのり居候御役人共而已之て、扠々歎ハ敷, 綸言汗とはなり不申、其上御儉約被仰出候あより老、不被仰出已前よりも何事も御入用, 明將、天保・嘉永の比のぬしは, 出將、當時は, 〔愚〕, リ異人ヲ崇ル, 役人多シ, テ補佐ノ重臣, 能吏ヲ拔擢シ, トスベシ, 君ノ大事ヲ思, ハズ利己ヲ計, 老中權ヲ取リ, 天下ノ大事主, 行ノ言ヲ採用, 小量ノ勘定奉, ス, 安政二年五月, 一五

割注

  • 〔愚〕

頭注

  • リ異人ヲ崇ル
  • 役人多シ
  • テ補佐ノ重臣
  • 能吏ヲ拔擢シ
  • トスベシ
  • 君ノ大事ヲ思
  • ハズ利己ヲ計
  • 老中權ヲ取リ
  • 天下ノ大事主
  • 行ノ言ヲ採用
  • 小量ノ勘定奉

  • 安政二年五月

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  • 一五

注記 (30)

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