『維新史』 維新史 1 p.536

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ら「鳥の鳴音」に記して, てか、天保十年春夏の頃に、之を目付鳥居耀藏, せしもの有けるが、吾儕の災に遭ふべき機會にて、此事早くも或人の耳に入り, 開墾を名目とし、密かに渡海通信せんとす、其罪萬死に當れりとて、事の虚實を, ければ、蠻學を壓制せんこと此一擧にありと悦びけん、一箇奸謀の言を信し、近, 會し、兎やせん角やせんと談し合ひ、決心の上は官に訴へ、渡海の命を請はんと, 究明せず、渡海の企てせしは誰々也、誰々は兼て海外を賞揚し御政務を批判し, に幕政を批議したと告げた。疑獄は茲に於いて起つた。長英は此の事を自か, 頃異端の蘭學盛に行はれ、動もすれば外國を尊とび本邦を卑んじ、朝廷を誹謗, するもの多し、人心之に煽動せられて都鄙共に穩かならず、加之窃かに無人島, 國に渡航しようといふ企なること、また登・長英等も之に關係ある上に、彼等は常, の人々數名が、小笠原島開拓の協議など進めてゐたが、花井虎一は思ふ子細あつ, 其頃下町邊に無人島を開墾せんとて、二三年前より心がけ同志のもの折々集, 斯々の事あり、大方は此に同意したらん、何某も誰々と無二の交りありて云々, に告げた。而も此の協議が、外, 忠耀, 甲斐守, 第三編鎖國政策の破綻, 五三八

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  • 忠耀
  • 甲斐守

  • 第三編鎖國政策の破綻

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  • 五三八

注記 (19)

  • 1258,581,54,577ら「鳥の鳴音」に記して
  • 1599,584,63,1257てか、天保十年春夏の頃に、之を目付鳥居耀藏
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