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一方薩州藩に於いては、英艦の再度襲來を慮つて、砲臺・備砲の修築強化を急ぎ、, の製作に忙殺せられた。又藩内人心の振興にも留意し、戰後間もなく茂久及び, 久光は千眼寺の本營に各隊の將卒を引見し、祝酒を與へて其の勞を犒ひ、英艦の, 書箱を設ける等、民心の安定をも圖り、一藩を擧げて戰爭準備を整へてゐた。, た。即ち英國艦隊は著しく天候の不利に災されたとは雖も、其の最新式の精巧, 器及び運用の技術の如きも、薩藩の遠く及ばざることを知つた。茲に薩藩の具, なアームストロング砲の如きは、射程著しく長くして猛威を逞くし、總べての武, 燒失した集成館を復興して、晝夜兼行大小砲の製造に著手し、火藥局も大小砲彈, は、却つて國家の安危にも係ることを〓れ、漸く薩英講和の要を説くに至つた。, 再度襲來に備へる覺悟を諭した。又流言浮説を禁じ、言路洞開の趣旨を以て上, 併し薩英戰爭の結果、薩藩は英國の堅艦巨砲の威力に覺醒せられたのであつ, 保一藏・中山中左衞門, 眼者は、採長補短の緊急なるを曉るに至つたのである。されば小松帶刀, 大久, 等藩の要路は、暴虎馮河の勇に逸つて、無謀の攘夷を行ふ, 偶〻島津家の支族佐土原藩主島津忠寛, は、深く宗藩の安危を憂慮し、家老樺, 廉, 淡路, 善, 清, 實, 守, 講和の氣, 運, 第十一編尊攘運動の展開, 五〇四
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- 廉
- 淡路
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- 清
- 實
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- 講和の氣
- 運
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- 第十一編尊攘運動の展開
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- 五〇四
注記 (27)
- 1768,649,71,2227一方薩州藩に於いては、英艦の再度襲來を慮つて、砲臺・備砲の修築強化を急ぎ、
- 1519,569,69,2290の製作に忙殺せられた。又藩内人心の振興にも留意し、戰後間もなく茂久及び
- 1401,558,70,2298久光は千眼寺の本營に各隊の將卒を引見し、祝酒を與へて其の勞を犒ひ、英艦の
- 1169,558,67,2185書箱を設ける等、民心の安定をも圖り、一藩を擧げて戰爭準備を整へてゐた。
- 928,562,66,2299た。即ち英國艦隊は著しく天候の不利に災されたとは雖も、其の最新式の精巧
- 691,557,67,2311器及び運用の技術の如きも、薩藩の遠く及ばざることを知つた。茲に薩藩の具
- 811,562,63,2299なアームストロング砲の如きは、射程著しく長くして猛威を逞くし、總べての武
- 1643,565,69,2305燒失した集成館を復興して、晝夜兼行大小砲の製造に著手し、火藥局も大小砲彈
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- 1288,559,65,2304再度襲來に備へる覺悟を諭した。又流言浮説を禁じ、言路洞開の趣旨を以て上
- 1052,627,66,2228併し薩英戰爭の結果、薩藩は英國の堅艦巨砲の威力に覺醒せられたのであつ
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- 575,557,68,2097眼者は、採長補短の緊急なるを曉るに至つたのである。されば小松帶刀
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