『維新史』 維新史 7 解説 p.17

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演繹によつて忽然と天地の間に出現する如き憲法は、紙上の空文に過ぎぬ、果して日本憲法の, まる。金子伯は、我国に於ける最初の議会開設に先立ち、欧米諸国の議会の組織を視察し且つ, とまでの好評であつたが、斯かる無欠の憲法の由来する歴史如何とは、彼等の斉しく疑問とす, 「本会創設の由来は、遠く明治二十二年、憲法発布直後、本会現総裁金子堅太郎伯の外遊に始, 日本憲法の英訳を携へ行きて彼地の識者の批評を求むるの公命を帯びて、其年六月中旬出発し, 由つて来る来歴如何、即ち本邦維新の正史如何とは、まことに欧米識者の無理ならぬ疑問であ, た『維新史料編纂会の過去と現在』(以下『過去と現在』と記す)には、次のような叙述がなされている。, る所であつた。およそ法は歴史の帰結である。歴史に因由せず国体に即せずして、単に理論の, たのである。西洋に於ける諸学者政治家の我が憲法に対する批評は、殆んど完全と謂ふに幾し, つた。当時我国の歴史と謂へば、わづかに北畠氏の神皇正統記、水戸徳川氏の大日本史、或は, 検討しなければならない。その談話をもとにして昭和十年四月文部省維新史料編纂事務局が編纂し, 即ち同書の冒頭に、〓本会創設の由来として、, 頼山陽の外史等、一家の私著あるのみで、公の機関によつて編せられたるものとしては、維新, 史はおろか日本の通史さへも無い。斯くては、これこそ我が憲法の由来なれとて欧訳して彼に, 『維新史』と維新史料編纂会, 二〇

  • 『維新史』と維新史料編纂会

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  • 二〇

注記 (16)

  • 701,463,62,2397演繹によつて忽然と天地の間に出現する如き憲法は、紙上の空文に過ぎぬ、果して日本憲法の
  • 1276,468,61,2386まる。金子伯は、我国に於ける最初の議会開設に先立ち、欧米諸国の議会の組織を視察し且つ
  • 930,466,60,2399とまでの好評であつたが、斯かる無欠の憲法の由来する歴史如何とは、彼等の斉しく疑問とす
  • 1393,492,64,2372「本会創設の由来は、遠く明治二十二年、憲法発布直後、本会現総裁金子堅太郎伯の外遊に始
  • 1161,465,61,2396日本憲法の英訳を携へ行きて彼地の識者の批評を求むるの公命を帯びて、其年六月中旬出発し
  • 587,461,60,2403由つて来る来歴如何、即ち本邦維新の正史如何とは、まことに欧米識者の無理ならぬ疑問であ
  • 1626,359,63,2533た『維新史料編纂会の過去と現在』(以下『過去と現在』と記す)には、次のような叙述がなされている。
  • 817,466,62,2393る所であつた。およそ法は歴史の帰結である。歴史に因由せず国体に即せずして、単に理論の
  • 1043,470,61,2391たのである。西洋に於ける諸学者政治家の我が憲法に対する批評は、殆んど完全と謂ふに幾し
  • 462,467,61,2394つた。当時我国の歴史と謂へば、わづかに北畠氏の神皇正統記、水戸徳川氏の大日本史、或は
  • 1740,355,64,2507検討しなければならない。その談話をもとにして昭和十年四月文部省維新史料編纂事務局が編纂し
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  • 219,465,60,2391史はおろか日本の通史さへも無い。斯くては、これこそ我が憲法の由来なれとて欧訳して彼に
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