『大日本史料』 1編 6 延長 5年11月~承平5年雑載 p.22

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り、此いはを毒龍のいはほとそなつけたりける、これによりて、西塔のあり, にゝたり、人のいふことはけにもさありけりと僧正おもひ給て、このいは, 今は昔、靜觀僧正は、西塔の千手院といふ所に住給へり、その所は南に向う, のかたに向て、七日七夜加持し給けれは、七日と云夜半はかりに、空くもり、, て大嶽を守る所にてありけり、大嶽の乾の方のそひに大なるいはほあり、, ひて住ける僧共、命もろくしておほくしにけり、しはらくは、いかにしてし, は、すみわつらひけり、このいはほをみるに、まことに龍の大口をあきたる, しん動することおひたゝし、大嶽にくろ雲かゝりてみえす、しはらく有て, せすといふなし、帝、大臣、公卿等隨喜して、僧都になし給へり、不思議の事な, さまたゝあれにのみあれまさりけり、この千手院にも人おほくしにけれ, ぬるやらんと心もえさりける程に、此いはのあるゆへそといひたちにけ, そらはれぬ、よあけて大嶽をみれは、とくりう巖くたけてちりうせにけり、, 其岩のありさま龍の口をあきたるにゝたりけり、そのいはのすちにむか, 同僧正大嶽の岩祈事, れは、末の世物語にかくしるせる也、, 延長五年十一月十一日, 西塔千光, ヲ碎ク, スルモノ, 毒龍ノ, 院ニ住ス, 住僧天死, 祈念シテ, 多シ, 延長五年十一月十一日, 二二

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  • 西塔千光
  • ヲ碎ク
  • スルモノ
  • 毒龍ノ
  • 院ニ住ス
  • 住僧天死
  • 祈念シテ
  • 多シ

  • 延長五年十一月十一日

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  • 二二

注記 (26)

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