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身ひとつのあらぬはかりををしなへてゆきかへりてもなとかみさらん, たるを入て奉りたるを、きさいの宮、, のかみあはれなる事と人申しか、, におほえ侍をや、伊勢の君の弘徽殿のかへに書つけ給へりし歌こそは、そ, みつのえのかたみと思へは鶯の花のくしけをあけてたにみす, といへは、かたはらなる人、法皇のかゝせ給へりけるを、延喜の後に御らん, ほうわうの御かへし、, 君にとしおもひかくれは鶯の花のくしけもをしまさりけり, わかるれとあひもおもはぬもゝしきを見さらんことやなにかかなしき, しつけて、かたはらにかきつけさせ給へるともうけ給はるは、いつれかま, ことならん、, 御返し, 〔伊勢集〕下九條の御息所の御もとに、こはこあはせの頃、紅梅のつほみ, 亭子院の御前の花の、いとおもしろくあさ露のを, 〔大鏡〕八寛平延喜なとの御讓位の程の事なとは、いとかしこくたしか, 〓後撰和歌集, 天慶元年十一月五日, 秋歌中, 六, 書付ク, 殿ノ壁ニ, 所ノ小筥, 歌ヲ弘徽, 九條御息, 合ニ中宮, 亭子院ニ, 召サレテ, ト贈答ス, 宇多法皇, 天慶元年十一月五日, 三二四
割注
- 秋歌中
- 六
頭注
- 書付ク
- 殿ノ壁ニ
- 所ノ小筥
- 歌ヲ弘徽
- 九條御息
- 合ニ中宮
- 亭子院ニ
- 召サレテ
- ト贈答ス
- 宇多法皇
柱
- 天慶元年十一月五日
ノンブル
- 三二四
注記 (31)
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