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立しきり霧のみなとかふりくらむときやは秋のせきにいりぬる, 老ぬれはとしはかくして有ぬへししわうしやまつ人にみゆれは, 春の駒をうち出てみれはあきこひしかりのはいまはちかくありけり, 四王寺山を題にて、, 虎のかはのしりさやを題にて、ひこのかみのよませしに、, 大隅さつまのなかに、ひしかりのは、いまはちかく、とよみしに、, 秋風の心やつらき花すゝき吹くるかたを先そむくらん, たかゝひしいへはいつくとみちとひしかりのはいまはちかくならすや, 〔檜垣嫗集〕こひのうた人のよませしに、, たちさらて、紅葉をよませしに、, あふまては身をもかへてむと思ひしに今は命のおしくも有かな, うみへとてゆくみなとらのかはのしりさやけからぬは浪のよこせは, またおなしたいを、, きりのみなと、, ○歌略ス、上ニ引ク所ノ大和, 物語、鹿の音はノ歌ニ同ジ、, 即吟ニ長, 物名ノ歌, ズ, 天慶四年五月二十日, 八七五
割注
- ○歌略ス、上ニ引ク所ノ大和
- 物語、鹿の音はノ歌ニ同ジ、
頭注
- 即吟ニ長
- 物名ノ歌
- ズ
柱
- 天慶四年五月二十日
ノンブル
- 八七五
注記 (21)
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