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御歌に、, 此上人名高き歌人なり、千載集雜下、, 念佛修行せよと宣て、御衣をたひ、十念を授られしかは御弟子となる、其時上人しめ, 猪熊通七條坊門市中に書付侍りける、, すつれは慈悲の殺生なり、妻子有なから有髮にして衣を著し、教へにまかせ身を捨、, して云、念佛を修せん其樂み、此中にすきすと宣て一瓢を與へ給ふ、それより教をた, かへす、有髪にして衣を著し、一瓢にて寒中の行おこたらす、和讚・稱名を唱へ、念, 子をすて上人の御供申、修行に出へきと〓を流しいひけれは、上人宣ふやう、妻子を, 光明皇后の山階寺ある佛跡に書付給ひける、, 極樂ははるけきほとゝきゝしかとつとめていたるところなりけり, 佛修行して衆生を勸るものなり、, 三十路餘り二の姿そなへたるむかしの人のふめる跡そこれ, 山川の末になかるゝとちからも身をすてゝこそ浮む瀬もあれ, れは、定盛〓肝にめいし、弓矢を捨、今よりのち後世菩提に入奉らんと深く歎き、妻, 略ス、, ○繪, ノ弟子ト爲, 平定盛有髪, 光勝ノ詠歌, 天祿三年九月十一日, 八九
割注
- 略ス、
- ○繪
頭注
- ノ弟子ト爲
- 平定盛有髪
- 光勝ノ詠歌
柱
- 天祿三年九月十一日
ノンブル
- 八九
注記 (21)
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