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いれさせ給ふ、, 白浪にそひてそ秋は立くらし汀の蘆もそよといふなり, 〔中務集〕, 麗景殿の女御、中宮に奉れ給ふ扇にあしてにて、, よゝをへて落くる瀧のしら糸にぬける玉とはあわやみるらん, 村上の御時に、いれもしの仰ことありて、上たきといふもし、裳ありといふこと, 歌を書てまゐらせたりけれは、宮より、, みれはなほのへにかれせぬ玉さゝのはわけの露はいつも絶せし, 棚機の心やそらにかよふらんけふ立わたるあまの河きり, 雪をゝもみ枝はなひけとくれ竹の下にかはらぬよこそ見えけれ, 消ぬまをうき事にする玉さゝの露はかせまつほとそ久しき, 中宮の御さうしかゝせ給ひけるに、玉さゝの葉わけに、やとるつゆはかりとある, 御返し、, 藤原安子, 中務ト中宮, 天元三年正月二十九日, 三三〇
頭注
- 藤原安子
- 中務ト中宮
柱
- 天元三年正月二十九日
ノンブル
- 三三〇
注記 (17)
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