『大日本史料』 1編 20 天元 5年閏12月~永観2年2月 p.211

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山州名跡志〕, 内供かの童の言葉を和歌にそ詠し給ひける、, けれは、かくそ詠し給ふ、, 三日、壽齡六十六歳にて入寂し給ひぬ、, 唱ふれは、引接さためて疑ひなしと、くり返し〳〵諷ふて、かき消やうに失にける、, 深ふして梢も見へわかす、谷陰氷結て筧の水も音たへ、山房寂寥として人跡稀なり, 抑山崎の橋は、天平年中僧正行基かけ初給ひしより、勅ありて度々わたさるといへ, とも、河水〓慢して今の世にはなし、橋本の宿のみ纔に遺れり、かの源信僧都は橋, 此詠は勅撰の中にも入し也、初の邂近の五もしより山號となれり、永觀元年大呂十, 本の亞女にとひて袂をしほり、内供は橋占を聞て〓を落し給ふ、ある時、雲山に雪, のを結けるか聲を上て歌ひける、十惡五逆謗方等、極重最下の罪人も、一度南無と, おそろしや十惡五逆謗方等ほとなき身にもつもる罪哉千觀, たまさかに見るたにさひし世のつねの雪のみやまを思ひこそすれ千觀, 法の身の月はわか身をてらせとも無明の雲の見せぬ也けり同, 後拾遺, 續古, 已上、元亨釋書及ひ寺記, 等の大意をこゝに著す, 十, 乙訓郡, 續古, 永觀元年十二月十三日, 二一一

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  • 已上、元亨釋書及ひ寺記
  • 等の大意をこゝに著す
  • 乙訓郡
  • 續古

  • 永觀元年十二月十三日

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  • 二一一

注記 (23)

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