『大日本史料』 1編 22 寛和元年正月~3月 p.305

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深觀に入て通らせ給ひつれは、さして武くおそろしき事もなくこゝろたゆみしを、山, のいとおしさよとて、房にかき入て湯治なんとさせ、唐にかゑしけるとそ、この國の, 王權現の守護しとをらせ給ふともしらて、をそくにけかくれかなしきめにあひぬとい, 御房は、さき〳〵のやうにはけしき眞言をはとなへ給はす、止觀を案し、一念三千の, しての山とかやうち越わたり、河わたりて程なく閻王の宮闕にいたりぬ、司録善惡を, 正とかやは、不動の呪をみてつゝとをらせたまへは、制多迦童子の鐵の杖を持て、あ, たりを拂てわたり給へは、たれかは出あふへき、いそきかくれ侍りにき、さて座主の, すとも、よく領したまひてんと思ひてさはをしへし、それにかく腰おらせ給ひぬる事, れは、火のもゆるにてそありける、よらは身も燒ぬへかりつれはにけ去ぬ、飯室の僧, 庵の經の聲は谷のなかれにひゝきをましゆ、しかるに日比なやむ事なくて身まかりぬ、, ふ、こゝの天狗、いとおしき御事かな、もろこしの人におはすれは、我〳〵こそかなは, 天狗人につきてかくかたりけるとなん、眞言傳、又善界の縁起にもくはしくしるせり、, 明普法師といふ人ありけり、久しく師につかへて、〓の燈は峯の月に光をあらそひ、, ○繪, 略ス、, 略ス、, ○繪, 寛和元年正月三日, 三〇五

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  • 略ス、
  • ○繪

  • 寛和元年正月三日

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注記 (19)

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