『大日本史料』 1編 24 寛和元年是歳~2年6月 p.439

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歸り侍りつるに、よひてなとそ申す、たか車ならん、見しり給へりやなとあやしかり, たれなと、たたけふはしめたりと見えて、こきひとへかさねにふたあゐのおり物、す, うはよひかへさむ、ひさしかりつる程、おのつからあるへきことはなほすへくもあら, え給ふに、うちわらひ給へは、みな何となくさとわらふこゑ、聞えやすらん、中納言、, 給ひて、いさ、歌よみて、此の度はやらんなとのたまふ程に、こうしのほりぬれは、, みなゐしつまりて、そなたをのみ見る程に、車はかいけつやうにうせにけり、したす, しものをとそおほえたる、ちかうまゐりつくも心もとなく、いかにいかにとたれもた, ひさしうたちて侍りつれと、ともかくも侍らさりつれは、さは、歸りまゐりなむとて, み申す、三位の中將、とくいへ、あまりうしんすきて、しそこなふなとのたまふに、, いかかいひたるその給めれは、三位の中將、いとなほき木をなんおしをりためると聞, これもたたおなしことになん侍るといふは聞ゆ、藤大納言、人よりけにさしのそきて、, れもとひ給ふ、ふともいはす、權中納言そのたまひつれは、そこにまゐり、けしきは, さてよひかへささりつるさきは、いかかいひつる、これやなをしたる定ととひ給へは、, とに、あふきをさしいててよひかへせは、歌なとのもしいひあやまりてはかりや、か, 寛和二年六月十八日, 四三九

  • 寛和二年六月十八日

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  • 四三九

注記 (16)

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