『大日本史料』 2編 2 正暦4年7月~長徳3年8月 p.125

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き人々をなへすゑて御覽するこそ、いと羨しけれ、一人わろき人なしや、こ, て、いとゆかしきふみかな、ゆるされ侍らは、あけて見侍らむとのたまはす, にいやしく物惜みせさせ給ふ宮とて、我は生れさせ給ひしより、いみしう, 笑ひいますか恥かしなとのたまはする程に、内より御使にて、式部の丞な, て、紅梅の濃きうすき織物、かた紋、りう紋なと、あるかきり著たれは、唯ひか, にかしまゐれり、御文は大納言殿取り給ひて、殿に奉らせ給へは、ひき解き, 奉る、女房ともを御覽し渡して、宮に何事をおほしめすらむ、こゝらめてた, 聞えさせ給ふ、御いらへのあらまほしさを、里人に僅にのそかせはやと見, れ家々のむすめそかし、あはれなり、よくかへりみてこそさふらはせ給は, め、さてもこの宮の御心をは、いかに知り奉りて集り參りたまへるそ、いか, 衣に、紅の御そ三つはかり、唯直衣にかさねてそ奉りたる、御まへより始め, り滿ちて、からきぬは萠黄、柳、紅梅なともあり、御前に居させ給ひて、物なと, むなとのたまふかをかしきに、皆人々笑ひぬ、まことそをこなりとて、かく, 仕うまつれと、またおろしの御そ一つ賜はぬそ、何かしりうことには聞え, まそ、けちかくをかしけなる、殿渡らせ給へり、青鈍の堅紋の御指貫、櫻の直, 道隆ノ諧, 主上ノ御, 謔, 道隆參殿, 文, 正暦五年二月十七日, 一二五

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  • 道隆ノ諧
  • 主上ノ御
  • 道隆參殿

  • 正暦五年二月十七日

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  • 一二五

注記 (22)

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