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ふ名、かの紫上にはあづからぬことなるを、それとよそへてのたまへるぞ興なる、す, ても、ゆかりの説、まさりておぼゆる也、其故は、ゆかりの説によるときは、紫とい, さて御乳母の子なりし故に、一條のみかどの、わがゆかりのもの也、とのたまひつる, 故といふも、さも有べきこと也、これは後の人のおしはかりとは聞えず、式部母は、常, ち紫上の事を、すぐれてかきなしたる故に、藤式部を改めて、紫式部と號せられたり, れる、甚深なる故といふは、心得ず、いかでか若紫卷のみ、殊に甚深なることあらむ、, とあり、今思ふに、紫上の事をすぐれてかける故といふは、さも有べし、若紫卷を作, 考ふべし、ゆかりのものとは、御乳兄弟のよし也、むさし野の義也とは、古今集雜上, こ此わたりにわかむらさきやさふらふと、うかゞひ給ふ、源氏にゝるべき人見え給は, べてたはふれ言は、あらぬことを、めづらかによそへていふをこそ、興とはすなれ、, に「むらさきの一もとゆゑにむさしのゝ草はみながらあはれとぞ見る、といへる歌の意, 陸介爲信女と、系圖に見えたる、此人、一條帝の御乳母なりし事、物に見えたりや、, にて、これより紫をゆかりといひならはせり、紫式部日記に、左衞門督, ぬに、かのうへは〓まいていかで物し給はむと聞ゐたりといへり、此日記の文につけ, ぬに、かのうへは, あなかし, 公任, 卿, 御乳母子ナ, トノ説ニ贊, ルニヨリテ, 紫ノ稱ヲ得, 條天皇ノ, ス, 長和五年四月二十九日, 三五二
割注
- 公任
- 卿
頭注
- 御乳母子ナ
- トノ説ニ贊
- ルニヨリテ
- 紫ノ稱ヲ得
- 條天皇ノ
- ス
柱
- 長和五年四月二十九日
ノンブル
- 三五二
注記 (26)
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