『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.351

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ことかあらむ、殊に藤は、みやびたるもじなるをや、又清輔朝臣の袋冊子にいはく、, うとよむべし、清少納言などの例なり、ふぢしきぶえのじゞうなどは、よむべきにあ, によりて、藤式部といへりしと也、そはとうしきぶとよむべし、江侍從も、ごうじゞ, 義也とあり、此二つのうち、諸抄みな前の説にしたがひ給へり、河海にも、一部のう, 江の姓也、和泉式部は、和泉守道貞が妻也、小式部は、和泉式部が子也、伊勢大輔は、, をえたり、一には、一條院の御乳母の子なり、しかうして上東門院に奉らしむとて、, りて、思ひよりて、おしはかりにいへるもの也、其姓をよぶに、なにの幽玄ならざる, わがゆかりのもの也、あはれとおぼしめせと申さしめ給ふ故に、此名あり、武藏野の, 花の色のゆかりに、紫の字にあらためらるとあり、今思ふに、此説は、紫といふによ, らず、男にても、江帥藤大納言在中將などのたぐひ、みなこゑによめり、さて又紫と, しもいへるよしは、河海抄に一説云、もと藤式部といへるを、幽玄ならずとて、藤の, 紫式部といふ名に、二説有、一には、此物語に、若紫卷を作れる、甚深なる故に、此名, の官、母の名など、たよりにまかせてよべりしなり、清少納言江侍從などは、清原大, 伊勢祭主輔親の女なり、大貳三位は、太宰大貳成章の妻也、さて紫式部も、もとは姓, 讀スベシ, 藤式部ハ音, 長和五年四月二十九日, 三五一

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