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雲林院の櫻を一枝ある、あるかりつかはすとて、, ふく風のそよとそなひく山のはにうらやまるゝは秋の風かな, 年毎にせくとはすれと大井河昔の名こそなをなかれけれ, 人々長閑寺にありきて、殘花をたつぬといふよしよみしに、, またみせん人しなけれは櫻花いま一えたをおらすなりぬる, 見渡せは紅葉しにけり山里はねたくそけふはひとりきにける, 朱雀院にまいりたりしに、山の紅葉いとおもしろかりしかは、, 風吹はするゑうちさはくしのすゝき何みる人のなひかさるらん, ちりのこる花もやあると尋ぬれはそこともしらす日は暮にけり, また, また, 法輪にまかてゝ、これかれ歌よみしに、, ○後拾遺和歌集、, ○後拾遺和歌集、, コノ歌ヲ收ム、, ○新拾遺和歌集、雲林院の櫻を折て式, コノ歌ヲ收ム、, 部か許へつかはすとてよめるニ作ル, 法輪寺ニ詣, 花ヲ見ル, 長閑寺ニ殘, 朱雀院ニ參, 雲林院ノ櫻, 寛仁三年是歳, 一八三
割注
- ○後拾遺和歌集、
- コノ歌ヲ收ム、
- ○新拾遺和歌集、雲林院の櫻を折て式
- 部か許へつかはすとてよめるニ作ル
頭注
- 法輪寺ニ詣
- 花ヲ見ル
- 長閑寺ニ殘
- 朱雀院ニ參
- 雲林院ノ櫻
柱
- 寛仁三年是歳
ノンブル
- 一八三
注記 (25)
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