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と歌に, 歌は少しも思ひもいれず、やゝ心つきなき詞打ませたれは、何によりて, と風情もこもり姿もすなをなる歌こそ見とをしは侍れ、かく聞ゆれはを, このためしなれと、俊惠はこの比もたゝ初心のことく歌を案し侍り、又我, か秀歌もいてこん、秀逸なけれは、又人もちひす、歌は當座にこそ人からに, 是は古き人の教侍し事なり、此事をたもてるしるしにや、さすかに老はて, とよめるを、十二になる女このきゝて、冬のすひつこそ火のなきは今少し, はきこゆるなり、長守かたりて云、述懷の歌とも數多よみ侍し中に、されこ, 此故實をあやまたぬ故也、歌は名になかれたる歌よみならねと、ことはり, は肩をならふる人すくなからましを、我いたりにたりとて、此ころよまる, たれと、俊惠をよみ口ならすと申人はなきそかし、またくこと事にあらす、, よりてよくもあしくも聞ゆれと、後朝に今一度閑に見るたひは、さはいへ, をさきとして、みゝちかき道なれは、あやしの物の心にも、をのつから善惡, 心をはつきにしてあやしけれと、人のほめもそしりもするをもちゆなり、, 火おこさぬ夏のすひつの心地して人もすさめすすさましの身や, 建保元年十月十三日, 七八〇
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- 建保元年十月十三日
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- 七八〇
注記 (17)
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