『大日本史料』 2編 21 万寿元年12月~2年7月 p.196

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て、拜み給へる林懷難有事になん、其比申侍りけるとそ、さても此人發心の初め、殊に, 常を悟て、不覺の〓ををとされけんは、をろ〳〵の宿善に可有不覺、哀に貴かりける事, 一旬餘りにして、嵐にたくふ木の葉、とらんとすれはきゆる玉霰を見て、忽に浮世の無, 仲算大徳心經を貴く讀給へりけれは、瀧逆に流て瀧の上に、生身の千手觀音の、正く顯, 難有まれなるためしなるへし、世のはかなくあたにて、宵には、朗月にうそふきしたく, 座しける時、仲算大徳に友なゐて、熊野へ參り給へりけるに、那智の三瀧のすそにて、, れていまそかりけるを、まのあたり拜み給ひけるとなん、仲算大徳の徳行はさる事に, め、學問をこたらされは、程なく一登して、別當年久し給へりけり、さても此人若く御, ろに數をかさね、額の浪多くたゝみて過けるは、人の心そかし、さるに此林懷の、若齡, き世の中とはしりぬれとも、深く無明の酒にゑゐて、愛着のつなに引れて、頭の雪そゝ, 一條院の御時、山階寺の別當眞喜僧正の弟子林懷僧都と申人ありけり、維摩の講師を遂, ゐ、曉は東岱の雲にかくれ、朝に花をたつさへし人、夕には無常の風にさそはるゝ、う, かな、, 〓春日權現驗記〕+, 音ヲ拜ス, 熊野那智ニ, 於テ千手觀, 發心, 萬壽二年四月四日, 一九六

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  • 音ヲ拜ス
  • 熊野那智ニ
  • 於テ千手觀
  • 發心

  • 萬壽二年四月四日

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  • 一九六

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  • 1332,603,71,2224て、拜み給へる林懷難有事になん、其比申侍りけるとそ、さても此人發心の初め、殊に
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