『大日本史料』 1編 19 天元 4年11月~5年12月 p.320

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とられにけり、大絃にはむらさめをくたし、小絃にはさゝめことをかたる、銀傘□と, りといへとも、事のついてなきかゆへに、おもひなからすてに年月をおくれり、とし, て、人なとはるかにのけられて、曲をそつくしける、西宮殿はひそかに御簾のうちに, おもひけん、祕するてのあやつりなとをうちとけてもゆるしたてまつらさりけり、こ, はからひたてまつらんとて、脩をめしよせておほせられけるは、いさゝか申へき事侍, なかれ、仙樂もるゝ所なく、曲調しらめをそつくしける、かるくをさへ、ゆるくひね, ちめをくたき、鐵騎たうさうをあらそふ、間關たる鶯のかたらひ、いうゑつせる泉の, ころいとなみたまへる尋陽胡中の曲は、師輔かたしむみちにあらすといへとも、天, かくれおはしまして、よく〳〵手のあやつり、はちのひきをきにいたるまて御らんし, きりやう御身にうけてありかたくおはしましけれは、脩われよりもすゝみ給へしとや, かならす好士にあらねとも、これをうかゝへるはつねのならひ也、今日はこれ千載の, 下に人のうたへる事、一度いかてか聽聞をゆるされさらん、代にためしなき事をは、, の事をほいなくおほしめして、御しうとの九條の右丞相に申させ給けれは、しはらく, ほしけれとも、いなみ申へき人からにもおはしまさゝりけれは、小寢殿のみなみおも, 一會なり、ひそかにつくし彈て愚老に施し給へしと仰られけれは、おさむはいたみお, 天元五年十二月十六日, テコレヲ彈, ゼシム, 高明簾中ニ, 隱レテ會得, 師輔脩ヲシ, ヲ吝ム, 曲ヲ傳フル, 脩高明ニ祕, ス, 三二〇

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  • テコレヲ彈
  • ゼシム
  • 高明簾中ニ
  • 隱レテ會得
  • 師輔脩ヲシ
  • ヲ吝ム
  • 曲ヲ傳フル
  • 脩高明ニ祕

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  • 三二〇

注記 (26)

  • 382,738,58,2165とられにけり、大絃にはむらさめをくたし、小絃にはさゝめことをかたる、銀傘□と
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