『大日本史料』 3編 5 承徳2年1月~康和3年6月 p.405

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り佛に誓ふとも、助る事有へからす、件の八講を勉めて、此苦を逃れしめは、, にうつりて、いかに汝は我をはしれりや否や、二條關白師通といふ者なり、, 山王の御憤り深くして、いまた中有迄も行すして、此大はんしやくの下に, 籠られ奉る、其故は、大殿の北の政所、師通か爲に御願たてさせたまふ中に、, 草の陰にも立そひて、くらき所にはともし火ともなり、あしからん道には, 心地して、左右の袖をしほりあへす、泣く〳〵はせかへりて、此由を申せは, し、急き歸りて此由を申せと計にて、雨しつくと泣き給ふ、侍も只今見奉る, 申す、誠しからす、實否を見て參れとて、侍一人差遣す、誠に夥しくをめく聲, 下に籠めらるゝ、はんしやくのおす事たとへん方なくたへかたし、神に祈, 橋とも成らんするそと申、親に先立奉る我身の果報の拙なさ云はかりな, はすれとも、一定の關白殿とも知まいらせす、疑ひをなす處に、御子わらは, 八王子の法華八講は受思召して、後生ほたいを助けんと御りやうしやう, の御憤り深くして、此はんしやくの下に籠られけり、此くるしみいかゝせ, 有しを、もろみち死したれはとて勤められさるに依て、此大はんしやくの, んとて、左右の袖をおもてに當てなき給ふ、宮仕是を聞て、大殿へ此よしを, 絶ニ依リ, 八講ノ中, ヲ實檢セ, テ山王ノ, 師實靈託, 怒深シ, 苦惱ヲ受, シム, 康和元年六月二十八日, 四〇五

頭注

  • 絶ニ依リ
  • 八講ノ中
  • ヲ實檢セ
  • テ山王ノ
  • 師實靈託
  • 怒深シ
  • 苦惱ヲ受
  • シム

  • 康和元年六月二十八日

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  • 四〇五

注記 (25)

  • 719,643,60,2204り佛に誓ふとも、助る事有へからす、件の八講を勉めて、此苦を逃れしめは、
  • 1408,641,60,2208にうつりて、いかに汝は我をはしれりや否や、二條關白師通といふ者なり、
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  • 1178,639,59,2208籠られ奉る、其故は、大殿の北の政所、師通か爲に御願たてさせたまふ中に、
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