『大日本史料』 3編 17 永久3年12月~永久4年11月 p.176

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とに候といへは、待居たるほとに、とはかりありて、うちよりそれへまいらせ給へと, あれは、すゝけたるしやうしをひきあけたるに、香の煙くゆり出たり、なへとをりた, いき佛なり、御室戸はふとりて修行するに及はす、ひとへに本尊の御前をはなれすして、, り、御室戸をは隆明といふ、一乘寺をは増譽といふ、この二人、をの〳〵たうとくて, 夜晝おこなふ鈴の音たゆるときなかりけり、をのつから人の行むかひたれは、門をは, 計ありて、墨そめきたる僧あし音もせて出きて、しはしそれにおはしませ、行ひのほ, しけり、御室戸僧正は隆家帥の第四の子なり、一乘寺僧正は經輔大納言の第五の子な, つねにさしたる、門をたゝく時、たま〳〵人の出きて、たれそととふ、しか〳〵の人, して、扉かたつまを人ひとり入ほとあけたり、みいるれは、庭には草しけくして、道, くへいりて、むこにあるほと鈴のをとしきり也、さてとはかり有て、門の關木をはつ, かり障子たてたり、すゝけとをりたる事、いつの世にはりたりともみえす、しはし, ふみあけたるあともなし、露をわきて入てのほりたれは、廣庇一間あり、つま戸にあ, のまいらせ給たり、もしは院の御つかひにさふらふなといへは、申さふらはんとてお, これも今はむかし、一乘寺僧正・御室戸僧正とて、三井の門流にやんことなき人おは, 生佛ト稱セ, ラル, 永久四年正月二十九日, 一七七

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  • 生佛ト稱セ
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  • 永久四年正月二十九日

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注記 (18)

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