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又慈恩妙樂權實の立破、是を我國に尋れば、弘仁の聖代に戒律大小のあら, をの自解を專にして、餘教をなむともせす、弘行の常の習、先徳の故實也、こ, 傳て軌範とす、しかれども、あらかじめ末世の邪亂をかゞみて、諸宗の對論, そひありき、天暦の御宇に諸法淺深の談あり、八宗きそひて定準とし、三國, 依身つねに重苦に沈で、ながく楚毒をうけん、伏乞、當寺の諸尊滿山の護法, 毎日七萬遍の念佛むなしく其利をうしなひ、三途に墮落して、現當二世の, をのぶるに似たり、然而旨趣甚深也、行者おもふべし、抑諸宗成立の法、をの, 月輪殿この事を歎給て、座主大僧正ニ進せらるゝ御消息云、念佛弘通の間, れを異域にとふらへは、月氏には、すなはち護法清辨空有の諍論、震旦には、, の事、源空上人の起請消息等、山門に披露の後、動靜如何尤不審、如風聞者、餘, 行をとゞむべきよし、勸進の條不可然云々、此條にをきては、善導の意此旨, 元久元年十一月七日源空, をとゞめられてよりこのかた、宗論ながく跡をけづり、佛法これがために, 安全なり、就中淨土の一宗にをきては、古來の行者偏に無染無著の淨心を, 證明知見したまへ、源空敬白、取諮, 兼實天台, 座主ニ贈, ル消自, 承元元年二月十八日, 五八〇
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- 兼實天台
- 座主ニ贈
- ル消自
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- 承元元年二月十八日
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- 五八〇
注記 (20)
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