『大日本史料』 4編 12 建暦2年12月~建保元年12月 p.765

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

侍き、深山月といふ題、, これを御らんじて、返事せよと仰られしかば、, して侍しかば、使につけてまいらすとて、ばちに書つけたりしうた、, 掃ふへき苔の袖にも露しあれは積れる塵は今もさなから, におもむくべき契ふかゝりけるよと、此世の夢思ひあはせられしならん, 斯しつゝ峰の嵐の音のみや終に我みを離さるへき, かし、手習といふ琵琶をもたりし、たづねよとおほせ侍しかば、大原へ消息, どにこは〳〵しき心なれば、よろづうちけつ心ちしてぞおぼえ侍し、その, 此歌を思ひ出て、げにや深山とよめるあはれに世人申あへり、されどさほ, る心哉とおぼえしかと、さきの世にかヽるよすがにひかれて、まことの道, 是をみる袖にも深き露しあれは拂はぬ塵は猶もさなから, これは召出されたりし御歌合の侍しに、ことに宜よめるよし仰られし歌, ゝち出家して、大原におこなひすまし侍ときこえしぞ、あまりけちゑんな, 終夜ひとり深山の槇のはにくもるもすめる有明月, 住侘ぬけにや太山の槇葉に曇と言し月を見るへき, ヨリテ琵, 大原山ニ, 琶ヲ獻ル, 上皇ト和, 皇ノ仰ニ, 出家シテ, 住ム, 後鳥羽上, 歌ノ贈答, 建保元年十月十三日, 七六五

頭注

  • ヨリテ琵
  • 大原山ニ
  • 琶ヲ獻ル
  • 上皇ト和
  • 皇ノ仰ニ
  • 出家シテ
  • 住ム
  • 後鳥羽上
  • 歌ノ贈答

  • 建保元年十月十三日

ノンブル

  • 七六五

注記 (26)

  • 1618,612,65,647侍き、深山月といふ題、
  • 343,623,71,1368これを御らんじて、返事せよと仰られしかば、
  • 693,615,77,2022して侍しかば、使につけてまいらすとて、ばちに書つけたりしうた、
  • 459,688,74,1930掃ふへき苔の袖にも露しあれは積れる塵は今もさなから
  • 928,621,76,2213におもむくべき契ふかゝりけるよと、此世の夢思ひあはせられしならん
  • 575,683,74,1941斯しつゝ峰の嵐の音のみや終に我みを離さるへき
  • 809,623,80,2214かし、手習といふ琵琶をもたりし、たづねよとおほせ侍しかば、大原へ消息
  • 1279,617,73,2214どにこは〳〵しき心なれば、よろづうちけつ心ちしてぞおぼえ侍し、その
  • 1390,613,76,2219此歌を思ひ出て、げにや深山とよめるあはれに世人申あへり、されどさほ
  • 1042,623,80,2214る心哉とおぼえしかと、さきの世にかヽるよすがにひかれて、まことの道
  • 230,690,70,1930是をみる袖にも深き露しあれは拂はぬ塵は猶もさなから
  • 1738,624,78,2209これは召出されたりし御歌合の侍しに、ことに宜よめるよし仰られし歌
  • 1162,630,74,2205ゝち出家して、大原におこなひすまし侍ときこえしぞ、あまりけちゑんな
  • 1505,686,75,1935終夜ひとり深山の槇のはにくもるもすめる有明月
  • 1852,690,76,1934住侘ぬけにや太山の槇葉に曇と言し月を見るへき
  • 759,260,39,167ヨリテ琵
  • 1147,250,41,164大原山ニ
  • 715,253,41,161琶ヲ獻ル
  • 600,259,41,166上皇ト和
  • 801,252,39,164皇ノ仰ニ
  • 1193,250,40,170出家シテ
  • 1105,252,39,75住ム
  • 845,252,41,170後鳥羽上
  • 555,254,43,173歌ノ贈答
  • 123,689,46,384建保元年十月十三日
  • 146,2426,44,122七六五

類似アイテム