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々おはしけり、樂所には景賢景基も侍りけり、ひちりきの小調子、笙のふえ, りて覺けるは、かんに絶兼て、比巴の啄木と云ける曲を數反彈けり、何とは, みちに御身をいるゝ類ひ、數をしらすといへ共、啄木を廣座にほとこす事, しらす面白き事云やる方なし、我も人もあらぬ世界に生れ、しらぬ國にき, 學ひき、勅製の重くする所既に一代に是を限らす、一度曲を奏する仁は、四, 關白殿の御家に傳はれる事も三代也、其外親王、臣家、大夫、僧呂、貴女、商人、此, 未先例を聞かす、廉承武は勅に應して、朝使に傳、貞敏は私扉に屬して是を, 侍りなんとそおほえける、願主の長明年頃思ひけるには、猶こよなくまさ, との禮猶かくのことし、況や凡夫下傍の仁として、身に傳さる秘曲を僞り, 仁明の聖朝、當道を我國に招給ひしより、我君に至らせおわし増迄五代也、, の入調、笛の荒席、箏の調子、すえて殘る事なし、まことにかよふにしつゝも, 品の賞をひらき、又是を傳給はる君は忽に蓬莱の雲をゆるし給き、君と臣, たりぬる心地して、耳を驚し目をそはたてすといふ事なし、まことにして, かくりきかもれ聞けん、孝道此事を傳聞て、後鳥羽院え申入けるは、辱くも, も、かゝる事に逢まし、はらくはなにかせんとそきこへける、此事如何成耳, 〓アラン〕, 上皇ニ訟, ヲ後鳥羽, 孝道長明, ヲ彈ズ, 長明啄木, 建保元年十月十三日, 七七六
割注
- 〓アラン〕
頭注
- 上皇ニ訟
- ヲ後鳥羽
- 孝道長明
- ヲ彈ズ
- 長明啄木
柱
- 建保元年十月十三日
ノンブル
- 七七六
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