『大日本史料』 5編 2 貞応2年6月~嘉禄元年12月 p.161

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くもるやうに覺えて、, 嶽をのそみて、野洲河をわたる、, ぬ老人を、ひとり思ひ置てゆけは、, に袖をぬらす、そともの小川には、川そひ柳に風たちて、鷺のみの毛うちな, 人をしきる所ともきこゆれは、盆なく覺えていそきゆく、, いかにしてすむやす川の水ならんよわたるはかりくるしきやある, 行鴈のなきわたるか如し、卑女うちむれ、前田の面にゑくつむ、存外しつく, ひき、竹の編戸の垣根には、卯花咲すさひて、山時鳥忍ひなく、かくて三上の, 若椙と云所を過て、横田山を通る、此山は白楡のかけにあらはれて、緑林の, 日しもならはぬ旅の空に、雨さへいたくふりて、いつしか心のうちも、かき, 田中打過民宅打過て、はる〳〵と行は、農夫竝ひ立て、あら田をうつこゑは、, れは、行人たかひに身をそはめ、一邑のさととをれは、亭犬〓に形をほゆ、今, 旅衣またきもなれぬ袖のうへにぬるへき物と雨はふりきぬ, はしのわたりより雨まさりて、野徑の道芝露殊にふかし、八町なはてを過, おもひをく人にあふみのちきりあらは今かへりこん勢田のなか橋, 若椙, 横田山, 盜賊横行, 野洲河, 八町〓, ノ聞アリ, 貞應二年雜載, 一六一

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  • 若椙
  • 横田山
  • 盜賊横行
  • 野洲河
  • 八町〓
  • ノ聞アリ

  • 貞應二年雜載

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  • 一六一

注記 (23)

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