『大日本史料』 5編 2 貞応2年6月~嘉禄元年12月 p.323

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よひて侍り、たゝし念佛のとき、心の散亂し、妄念のおこり候をは、いかゝし, はなれ候へきと申されけれは、南無阿彌陀佛と唱へて、往生をとくるには, うけ給候はんためにまいりて候つるなりとて、僧都やかて退出し給にけ, 號をとなへは、彌陀の願力に乘して、決定往生すへしと申されけれは、これ, れは、初對面の人、一言も世間の禮儀の詞なくして、退出せられぬることよ, ゝれて侍る、わか國に生をうけん人は、尤この念佛門に歸すへきものなり、, れにけれ、かの鳥居の額にも、釋迦如來、轉法輪所、當極樂土東門中心、とそか, らんや、煩惱具足の凡夫、いかてか忘念をとゝむへき、その條は源空もちか, 候へきと、上人のたまはく、欲界の散地に生をうくるもの、心あに散亂せさ, しかすとこそ存候へと仰られけれは、僧都申さるゝやう、たれもさは見を, 事と侍けり、この御消息にこそ、この國は念佛三昧の有縁なる事もあらわ, 上人天王寺におはしけるとき、僧都善光寺參詣の事ありけるか、たつね參, せられて、まつ使にて案内し給ふに、上人客殿に出まふけて、これへと仰ら, る、僧都さしいりて、いまた居なほらぬほとに、このたひいかゝして、生死を, らをよひ候はす、心はちりみたれ、妄念はきをひおこるといへとも、口に名, 參詣ス, 答ス, 善光寺ニ, 法然ト問, 元仁元年六月十六日, 三二三

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  • 參詣ス
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  • 善光寺ニ
  • 法然ト問

  • 元仁元年六月十六日

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  • 三二三

注記 (21)

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